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昔、私にも中学生、高校生と言えるような年代の頃があったわけで、その時代にインプットされた娯楽物って特別なものだったりする。

現在2020年、私は言い訳と考えすぎにより何もしてこなかった何もない人なんだけどそんな何もない人なりに舌とか感覚とか研ぎ澄ませていく作業だけは一人前にしてきたと自負している。（他人がコミュニケーションスキルだの勉強だの有意義に使っていた時間を犠牲にして身に着けたものである。）

とは言ってもブログに書けるぐらいの物（と思っているの）ってやはり対象と年代を絞った音楽だったりするので、今回は日本の私が中高ぐらいの頃聴いていて尚且つリアルタイムで活動していたバンドの音楽について、書こうと思う。（半分遍歴みたいな）

【2001～2006 小学校時代】

レッツ＆ゴーの主題歌が聞きたくて祖父にCDを買ってもらう。 正直何も覚えてない。祖父のカーステレオでは演歌がよく流れていた。Mステで東京事変とKOH＋がパフォーマンスをしており、何となく良かったので閃光少女とガリレオの主題歌を手元で聞きたくてツタヤに行きたいと親に言う。親から同伴を条件に初めてツタヤへ行くことを許可される。（というか確か会員証が作れなかった）が、アルバムの方が安いからアルバムを借りなさいと指示がある。渋々親にこれ聞いとけばええんじゃないみたいな感じで渡されたオレンジレンジのベストアルバムをレンタル。正直何もピンとくるものがなかったので、何となくそこでひとまず音楽への興味は停止。

【2007～2009 中学校時代】

2009年までほぼ音楽は聴かずに過ごす。音楽を聴くようになったきっかけはまたMステ。9mm Parabellum Bulletを見る。曲は「Black Market Blues」。自分の中でよいと思ったので、受験勉強のために与えられたラジカセでラジオで流れるのを待機して録音。その後、9mm Parabellum Bulletを通じラジオ「SCHOOL OF LOCK」を何となく聞くようになる。（この辺でラジオ文化に目覚め、昼間はFMを主に流し夜はJUNKやオールナイトニッポンを聞くようになる。ラジオでバンドを知ることも多かった。サカナクションやチャットモンチーを聞くようになる。）

受験期の終わり頃、年末のカウントダウンジャパンがWOWOWで放送されていた。

HDDにて録画していたので何度も繰り返し見た。（ある日学校から帰ると親に消去されていた時は悲しさを通り越して恨んだ。）

このカウントダウンジャパンの放送で2009年に活動していた日本のロックバンドを多く知ることになる。

全てのバンドの良さを理解できるようになるまでは約1年ぐらいかかった。

http://countdownjapan.jp/0910/timetable.html#_1229