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 フツフツとよく分からない感情に襲われることがあって、今もその例に従って襲われてる真っ最中なのだけど、ひとつの願望がある。

 それは「ママ友がほしい」だ。よく分からない感情すぎるし本当に何がしたいのかわからないが「ママ友」が欲しいのだ。ゼロ年代に放送された阿部寛が主役のドラマ、アットホームダッドのような事がしたいというわけでもなくて、自分も出来ればママになりたいし育児がしたい。それで子供のベビーカーを押しながらママ友と何の他愛もない会話がしたい。何の他愛もない会話というのが重要で、最近の僕はそれを目指している節がある。例えば、本当に最近は緑黄色野菜が高くなり始めているとか、そんな本当にどうでもいいこと(どうでもよくはないのだが)のみを延々と話していたい。ママ友とママ友で別のママ友の悪口が言いたかったりとかそういう訳では無い。

 ので、現実とはかなり乖離してる部分があるかもしれないが、とにかく都会人が「となりのトトロ」のような暮らしや「のんのんびより」のような暮らしを憧れるような気持ちでママ友が欲しい。という話でした。以上。

 


remote 「Never Be」 イカ天

 

 

 

 最近人とイカ天(平成元年に放送された番組:いかすバンド天国)の話をして、何か人とイカ天の話をしたのなんて初めてだなあという思いから定期的にくる「イカ天関連動画漁り期」がやってきているのだけど、もしかしたら上記のようなメス感情になる原因の一つとして何故か今更remoteやらマルコシアスバンプやらを見て、

 ならなくてもいい当時の、ナゴムギャル等からは少し逸れた形でのバンドギャルのような気持ちになっている部分(要はバンドマンにキャーキャー言うみたいな)があるのかもしれない。

 今聞き直すとこのnever beという曲は面白くて、何か音楽的な専門的な事はよくわからないけど、この時代の森高千里やらアイドル的な不自然すぎる明るさが逆にクスリやってるんじゃないの?みたいな曲調とか、あと佇まいもボーカルの池田貴族氏が早くになくなってしまったという情報も記憶してるからか、それとは関係なくか何かどこかしら儚さを感じる。それでいてロックバンドとしてもギターの音が心地よくて、惹き付けられる部分がある。ナンバーガールの当時はギスギスしていたという話とかもそうだが、何時解散してもおかしくないみたいな儚さってバンドの魅力を高めるよね。